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2018.10.10

元WGPライダーの青木拓磨が2020年のWECル・マン24時間レースに出場


MotoGP | 元WGPライダーの青木拓磨が2020年のWECル・マン24時間レースに出場

 元ロードレース世界選手権(WGP、現MotoGP)ライダーの青木拓磨が2020年のル・マン24時間耐久レースに出場すると発表した。

 青木は、1997年にレプソル・ホンダからWGPフル参戦を開始。ホンダNSR500Vを駆り、3位表彰台を2度、2位表彰台を1度獲得し、フル参戦の初年度をランキング5位で終えた。

 1998年も引き続きWGPに参戦するはずだったが、開幕前のテスト中に転倒。このときに脊髄を損傷し下半身不随となり、以来、青木は車椅子での生活を送っている。

 それ以降、青木は四輪レースへ転向。アジアクロスカントリーラリーやダカールラリー、GTアジアなどに参戦し、レース活動を続けている。現在は、フランスの耐久レースVdeV(ベドゥベ)選手権のLMP3クラスにSRT41から参戦。10月7日にル・マン・ブガッティ・サーキットで行われた第6戦ではクラス3位で表彰台に登った。

 そんな青木が2020年にWEC世界耐久選手権として行われるル・マン24時間レースへ出場。SRT41から特別枠で出場予定とのことだ。

 青木が所属するSRT41は、2016年のル・マン24時間レースに特別枠『ガレージ56』でエントリーしたチームだ。『ガレージ56』は、当時、55台が最大出走枠だったル・マン24時間レースにおいて、環境技術等の新技術を採用した車両に与えられる出場枠。

 SRT41は、フレデリック・ソーセがチームオーナを務めるチームで、オーナーのソーセは2012年に細菌感染によって手足を切断することになってしまったが、その後レーシングカーでル・マンに挑むという夢をもち、2016年に夢を実現。ル・マン完走を果たした。

 ル・マン24時間参戦にあたり、青木は次のようにコメント。

「ル・マン24時間に出れるとは思わなかった」と語る青木拓磨
「ル・マン24時間に出れるとは思わなかった」と語る青木拓磨

「車椅子の生活になってから、まさかル・マン24時間に出れるとは思わなかったです」

「MotoGPに出場しているライダーのなかには、バレンティーノ・ロッシのようにラリーに出場している選手がいたりしますが、GPからル・マン24時間に出場する選手は僕が初めてだと思うので、楽しみです」

 参戦ドライバーは、青木に加え、スヌーシー・ベン・マッサ、ナイジェル・バリーというラインアップ。参戦車両についてはまだ未定とのことだ。


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