更新日: 2018.02.15 22:44
BS「鈴鹿はブリヂストンF1タイヤの“生みの親”」

2010年 F1世界選手権 日本GPの展望
(2010年10月5日)
2010年F1世界選手権第16戦日本GPが10月8日〜10日に開催される。ブリヂストンは、鈴鹿サーキットで開催される栄えある母国GPでハード、ソフト両コンパウンドを使用する。
チャンピオン争いの決着も間近に迫る中、全長5.8kmにわたり様々なコーナーが混在する鈴鹿サーキットでブリヂストンタイヤの性能を十分に引き出すことが好結果につながるだろう。
安川ひろし (株)ブリヂストンモータースポーツ推進室長のコメント:
「私たちの母国日本のマーケットでF1がブリヂストンとともに走る最後の日本GPを迎えることになります。私たちにとって最後の鈴鹿で、多くのプロモーション活動が見られると期待しています。鈴鹿は、日本のモーターレースの歴史にとって非常に重要な素晴らしいモータースポーツ・サーキットです。F1カレンダーの中でも最もチャレンジングなサーキットの一つである鈴鹿でのレースを楽しみにしています。また日本のF1ファンの方々大勢がサーキットを訪れて熱戦を楽しんでくださるよう、そして世界各地で数百万のファンの方々がこのレースを楽しんでくださるよう、期待しています」
浜島裕英 (株)ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェローのコメント:
「鈴鹿は素晴らしいサーキットであり、ドライバーとタイヤエンジニアのいずれにとってもチャレンジングなコースです。昨年コース東側の改修が行われて路面が新しくなりましたが、この路面と西側の古い路面ではグリップレベルが違うことがわかりました。8の字型のこのコースではクルマのあらゆるハンドリング特性が試され、4本のタイヤ全てに大きなストレスがかかります。鈴鹿では、タイヤから大きなトラクションとグリップを引き出すと同時に、素早く向きを変えられるセットアップが必要になります。このサーキットは、ブリヂストンF1タイヤの『生みの親』でもあります。私たちはこのコースで14年前に初めてF1用タイヤのテストを実施し、それ以後開発を進めてきました。ですから、私たちにとってF1参戦最後の年の最後の鈴鹿でのレースはとりわけ感慨深いものなのです」
日本GPの豆知識
●鈴鹿に送るタイヤ本数とスペック:2000本(ハード、ソフト、インターミディエイト/ウェット)
●2009年ポールタイム:1分32秒160(ベッテル選手)
●2009年レース最速ラップタイム:1分32秒569(ウェバー選手)
●2009年トップ3:ベッテル選手、トゥルーリ選手、ハミルトン選手