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投稿日: 2009.10.31 00:00
更新日: 2018.02.15 16:11

【トヨタF1】第17戦アブダビGP フリー走行初日 小林可夢偉、初開催のサーキットで好調にスタート


    第17戦アブダビGP フリー走行初日
    小林可夢偉、初開催のサーキットで好調にスタート

    2009年10月30日(金)アブダビ/ヤス・マリーナ・サーキット

    パナソニック・トヨタ・レーシングは30日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで、2009年度シーズン最後のレース週末を迎え、アブダビGP初日のフリー走行を行った。予選と決勝は夕方行なわれる、つまり、日光の下で始まり、人工の照明の下で終えることになるので、ドライバーたちはこの日、両方のコンディションを体験する機会を得た。フリー走行1回目は、気温35℃の熱い日差しの中で開始。ヤルノ・トゥルーリと小林可夢偉の最初の任務は、5.554キロメートルのサーキットを習得し、午前のセッション開始時にはグリップが少ししかないほど、つるつるしたコース路面に慣れることだった。ラバーが路面に乗るにつれ、状況は改善したため、チームはセットアップ作業に移った。フリー走行2回目も自然光の中で始まったが、すぐに日は沈み、人工の光がサーキットを照らした。1回目ではブリヂストンのミディアムタイヤだけを使用したが、2回目では、セットアップをしながら、ソフトタイヤを試す機会を得た。チームは、予選と決勝に向けて、TF109の性能を充分に引き出す為に、本日収集したデータを分析する。

    ヤルノ・トゥルーリ : カー・ナンバー9 シャシー : TF109/06
    フリー走行1回目:10番手 1分44秒958(トップと1.019秒差) 25周
    フリー走行2回目:14番手 1分42秒409(トップと1.102秒差) 30周

    「今日一日楽しめたし、新しいトラックを初めて走行することは興味深い。とても面白かったので、ここでの決勝を楽しみにしている。施設は素晴らしく、トラックは非常に良く造られていて、驚いた。最初の数周は、グリップが全くなく、難しかったが、新しいトラックでは普通のことで、時間を追うごとに状況は改善した。夕暮れ時の走行は私にとって、初めての経験で、影ができるため、視界に少し影響したが、概ねシンガポールに似ていて、問題ではない。全体的に、クルマは競争力があり、バランスも良さそうなので、明日も更に改善することができれば、今週末も、力強い週末になるだろう」

    小林可夢偉 : カー・ナンバー10 シャシー : TF109/04
    フリー走行1回目:19番手 1分46秒364(トップと2.425秒差) 28周
    フリー走行2回目:5番手 1分41秒636(トップと0.329秒差) 34周

    「今日は順調に行き、ここのコースの初走行は面白かった。また素晴らしい施設だ。新しいサーキットを習得しなければならないのは、この2週間で2度目なので、だんだん普通のことになってきた。ブラジルGPで学んだ多くのことが、ここアブダビで既に、非常に役立っている。週末が、完全なドライコンディションになれば、ここのトラックでのクルマとタイヤにも、もっと慣れることができるだろう。ブラジルでは完全なドライコンディションとは行かなかったが、アブダビではそうなると確信している。私たちは今日、たくさんのデータを集めたので、改善点を見つけられるはず。予選までに、パフォーマンスをもっと良くできると信じているし、出来るだけ前方グリッドからスタートできるよう最善を尽くす」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「まず最初に、本当に素晴らしくエキサイティングな、ここヤス・マリーナの施設を造った主催者を祝福したい。ここのコースを走行するF1カーを見るのは、面白い。今日、私たちは、新しいトラックに関する必要不可欠なデータをすべて集め、ドライバーにはコースに慣れてもらうことにまず、重点を置いたが、全く何の問題もない1日だった。すべて上手く行き、主にフリー走行1回目では空力の比較もこなした。2回目では、タイヤをもっと詳しく見たが、ほぼ予想通りの結果が得られた。ミディアムタイヤもソフトタイヤも使えそうなレンジなので、力強いレースが期待できる。パフォーマンスについては、いつものように金曜日に評価するのは難しいが、特にここでは、燃料の重さの影響が大きいので、判断しがたい」

    新居章年 : シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
    「再びヤルノと可夢偉の2人で臨むことになった最終戦初日は、きわめて順調にプログラムをこなすことが出来た。新しいサーキットでのフリー走行1回目は、路面状況も悪く、空力データ収集を中心に進めた。フリー走行2回目で 本格的なセットアップ作業を進めたが、ヤルノも可夢偉も、クルマの良いバランスを見つけることが出来た。また可夢偉は、非常に良いタイムも記録し、自信を深めた。明日の予選ではヤルノと2人で、好ポジションを獲得してくれると思う」


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